はちこの終活記録

2018年春に急性骨髄性白血病で亡くなった母のおかしな闘病生活と不思議な終活記録を残してみたいと思います。

ワースト記録更新?

海外旅行にでも行くような大きなスーツケースを引っさげて、いよいよ入院生活スタート!

大学病院の診療体制は、主治医が2名に研修医が1名つく3人体制でした。メインで診てくれるのはNo,2の主治医の先生で要所要所でNo,1の先生が来てくれます。1日に何度も様子を見に来てくれるのは研修医の先生で、母はこの研修医の先生が大のお気に入りでした。研修医にしては落ち着いてるよね?なんて話していたら、普通の大学を出てサラリーマン経験を経てから医師を目指したんだそうで、一児のパパでもあると聞いてビックリでした。社会経験があるからか、患者への接し方も上手で細かく気にかけてくれる本当に素敵な先生でした。今頃どうされているのかな?きっと立派なお医者様になられていることと思います。

さて、入院生活がスタートした母ですが、1日単位で血液の状態がドンドン悪くなっているようで、入院した日の採血結果は病院のワースト記録を更新するほど最悪の状態だったそうです。本人はお気に入りの研修医の先生と冗談言ってケラケラ笑って相変わらず元気一杯なのですが、、、あと数日遅かったらアウト!こんな状態で入院してくる人は滅多にいないと言わていました。

最高学府とも言われる所、、、お勉強での記録更新は出来ないからってそんなワースト記録を更新しなくてもいいのにね、、、。