はちこの終活記録

2018年春に急性骨髄性白血病で亡くなった母のおかしな闘病生活と不思議な終活記録を残してみたいと思います。

神様がくれた時間

白血病の脳への浸潤があったものの、髄注のおかげで奇跡的な回復を遂げた母、好中球は低空飛行なままでしたが、意を決して「退院する!」と11月半ばに退院し、そこから3ヶ月ほど白血病がまるで嘘のように元気で楽しい時間を過ごす事ができました。

毎週の通院はあるものの、血液検査はお正月を過ぎてもずっと良好なままで、食欲も旺盛!闘病生活ですっかり痩せていましたが、9キロも太っちゃったわ!と大好物の千疋屋マスクメロンパフェもペロリと平らげ、デパートにも一人で買い物に出かけ、自宅のリビングに卓球台を広げて家族で卓球大会までするほど😅

通院に同行し、結果を聞くまでドキドキの日々でしたが、ずっとこの時間が続いてくれたらいいなぁと思うと同時に、私の中でこの時間は神様がくれた時間なのかな?そんな思いもありました。

そして、その予感は的中、、、2月に入っての通院で、また末梢血に芽球が顔を出してきました。本人には相変わらず何の自覚症状もなく元気なのですが、今度は今までの抗がん剤が効かない事態に💦

でも、この神様がくれた時間、娘のピアノコンクールや発表会、大好きなピアニストのコンサート、大好きなレストランにも何度も行く事が出来て、母にとっても家族にとっても楽しい思い出がたくさん出来た時間でした。