はちこの終活記録

2018年春に急性骨髄性白血病で亡くなった母のおかしな闘病生活と不思議な終活記録を残してみたいと思います。

医療用ウィッグ

白血病に限らず、抗ガン剤治療の副作用として脱毛という問題があります。

母の場合、1クール目の抗ガン剤治療では殆ど脱毛は見られず、2クール目にややそうかな?3クール目で脱毛の症状がハッキリ見られるようになる感じだったので、最盛期?にも全くツルツルという状態にはならずに済みました。

でも、初めての経験で、どの程度の脱毛になるのかも分からないので、1クール目が終わって退院する病院からの帰り道にデパートによりフォンテーヌでウィッグを作りました。

ウィッグもピンキリ!Amazonでもビックリするくらい安かったりファッショナブルなウィッグが売っていましたが、母はシルバーヘア💦リーズナブルなシルバーヘアのウィッグは見かけなかった気がします。

フォンテーヌでも人毛で作るか人工毛で作るかで値段が倍近く違ったり、色、ヘアスタイル、いろいろありましたが、今の状態と近いものが良いという希望でシルバーヘアのショートカットのウィッグを注文しました。驚いたことに1週間もかからずに出来上がり、試着して希望に近くなるようにカットや調整をして貰いました。お値段は25万円くらいだったかな?

がしかし!現状がベリーショートなので、どうしてもこのウィッグだと毛量が多く感じられるようで「納得がいかなーい!」と、、、確かに今までの母のイメージとはちょっと違うヘアスタイル😅

そんな時出会ったのが、病院に販売に来ていた医療用ウィッグ屋さんの男性用ウィッグでした。かぶってみると、確かにこっちの方が母らしい😅しかも、コレ(現物)が良いとサンプルで持ってきていたウィッグをお買い上げ💰男性用のウィッグがあるとは意外でした😅こちらのウィッグは、医療用ウィッグのメーカーの物だからか?19万円程度だったと思います。

抗ガン剤治療による脱毛で必要となるウィッグ、見た目の問題であり直接的に身体への影響があるものではないからなのか?ウィッグは医療費控除の対象にならないケースが殆どだそうです。ウィッグは高額だし、欲しくてもなかなか手が出ない人も居ると思います。2人に1人がガンにかかると言われている昨今、精神面を支えるためにもウィッグは必需品だと思います。医療用ウィッグならば控除対象にしてくれても良いのになぁと思うこの頃です。