はちこの終活記録

2018年春に急性骨髄性白血病で亡くなった母のおかしな闘病生活と不思議な終活記録を残してみたいと思います。

輸血

抗ガン剤治療が始まって1週間くらいすると血球の数値が低下してきます。芽球の数値も下がりますがヘモグロビンや血小板、赤血球なども下がり輸血が必要になってきます。

今まで、街中で献血の活動を目にしたことはあるものの、私も母も家族の誰しもが献血をしたことがありませんでした。献血された血液には使用期限があり、決して長い期限ではないのでコンスタントな献血が必要となります。

母はいつでも必要な時に必要なだけの輸血を受けることが出来ました。私達のような無関心な家族がいる一方で、こうして輸血を必要としている人のために献血に協力してくれる方がいることに心から感謝し、今まで献血に無関心でいたことをとても恥ずかしく感じました。

母は献血をして下さった方に恩返しをすることはもう出来ないので、近いうちに私が献血デビューをしてみようと思っています。