はちこの終活記録

2018年春に急性骨髄性白血病で亡くなった母のおかしな闘病生活と不思議な終活記録を残してみたいと思います。

白血病 脳への浸潤

初めての治験薬治療を中止せざるを得なくなり、何もしないでいると直ぐに芽球が顔を出してきました。このままにしておくわけにいかないので、最初に大学病院で受けた薬とは違う抗がん剤で治療を開始することになりました。この抗がん剤は点滴によるものでしたが、こちらも脱毛の副作用はないらしい!それなら最初からこの抗がん剤にすれば良かったのに?なんて素人の私は思ってしまいますが、お薬にもいろいろあるのでしょう💦

末梢血の芽球は落ち着き、骨髄の方もあと一息と言った頃になって、母の視線がなんかおかしい?黒目が横に流れてしまうような感じ?

主治医の先生によると、白血病によるものか?持病の糖尿病によるものか?が考えられるとのこと。え?でも、今は抗がん剤白血病は抑えられてますよね?と思ったら、頭への浸潤は体への抗がん剤投与とは別問題だそうで、髄注という脳への抗がん剤投与が必要になるのだそうです😱

髄注をやってみて、目が治れば白血病によるものだし、治らなければ糖尿病などの別の原因になるとのことで、、、なんか微妙😱😱😱

で、結局、母の目は髄注ですっかりもと通りになり、白血病が脳へ浸潤していることが確定となったのでした😱抗がん剤で治ったものの、喜ぶべきなのか?悲しむべきなのか?

今まで抗がん剤で辛いと思う副作用はなかった母ですが、この髄注では酷い口内炎が出来て、唇はタラコになっちゃうし、口の中はすぐに血だらけになってしまい固形物が食べられず、辛そうでした。

でも、この髄注によって目が治り、抗がん剤によって血液状態も良くなったので、退院することができ、奇跡の3ヶ月✨今となっては神様がくれた時間なのかな?と思える最後の時を過ごすことが出来たのでした。